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雲上のステータス会員
国内外へ飛行機をともなう出張などがある人ならば、がんばって「修行」ということをしなくとも、ステータス会員になりやすい。
ボクは、当初、こういうステータス会員は、そういう人向けの待遇かと思い、自分とは縁遠い世界のことと思っていた。
ちなみに、各ステータスの到達条件は、以下の通り。(JALの場合)
一年間の搭乗実績が、
30回または30,000FOPで「クリスタル」
50回または50,000FOP「サファイア」
100回または100,000FOP「ダイヤモンド」
一番下のランクの「クリスタル」でさえ、一年に30回以上、飛行機に乗らなければ達成できない。月に2.5回の搭乗。いくら旅行好きとはいえ、これほど乗ることはない。
しかし、実は、効率よくステータス会員になる道というのが存在した。回数ではなく、FOPに注目してみると、少しがんばれば達成できてしまうのである。
なぜ「修行」するのか
仕事等で飛行機を使わない人が、ステータス会員に必要な搭乗実績を作るために飛行機に乗ることを「修行」と呼ぶわけだが、そういう人たちが、そこまでして「マイル修行」をする心理というのは、何だろうか?
自分の場合を考えて見ると、
- そもそも飛行機が好き
- よりよい条件で飛行機に乗りたい
- ステータス会員向けのサービスを体験してしまうと普通に戻れない
- マイルを獲得しやすくなる その後マイル特典でファーストクラスやビジネスクラスに近づきやすい
- 空港の居心地がよくなる:近々 世界一周をする際に、これは大きなポイント
というところにある。
他にも、
「機内でCAさんから 名前付きで挨拶いただける」
「預け荷物が早く出て来る」
「優先搭乗ができる」:そういえば「優先退乗」というのはないのだろうか。
といった細かいところもある。
とくに、「空港の居心地がよくなる」というのは大きい。
今までは、ゴールドのクレジットカードで入れるラウンジを利用することが多く、それなりに居場所はあった。
ステータス会員となり、いろいろな航空会社ラウンジに入ってみると、その広さに驚いたし、ドリンクやフードなどの提供などは、今まで世界が違う。シャワーや仮眠室もあるので、ほとんど生活ができる。余裕あるスペースで仕事や読書等もできてしまう。
そんな世界を体験してしまうと、飛行機や空港が、ますます好きになり、そして飛行機に乗りたくなる、という流れが続き、それが、ただ飛行機に乗るだけの「マイル修行」になってしまう。
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3/06/2015
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